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歯周病の定期検査(メンテナンス)

 歯周病(歯槽膿漏)の治療が終了しても、きちんとしたメンテナンスがされていないと再発してしまいます。痛くなってから来院するのでは、歯周病がかなり進行していることがほとんどです。
 アメリカ歯周病学会では、「メンテナンスは歯周病治療の延長であり、新しいあるいは再発する異常や疾患を早期発見し、治療しようとするのである」としています。

定期検査(メンテナンス)はなぜ必要か?

 歯周病(歯槽膿漏)の治療終了後は、歯周病菌が非常に少なくなっています。治療終了直後は、歯磨きも注意して行っていますが、だんだんおろそかになり、再び、歯周病菌が繁殖しやすい環境になるため、再発を起こすことがあります。
 また、深い歯周ポケットを残したままメンテナンスに入ると、深い歯周ポケットは歯磨きができず、再び歯周病菌(バイオフィルム)が繁殖してしまいます。こういったことを防ぐためにメンテナンスが必要になります。

歯周病治療後に定期検査(メンテナンス)を受けないとどうなるか?

 歯周外科終了後、6年後にメンテナンスを受けた人と受けなかった人で比較した論文を紹介します。 77人のうちメンテナンスを受けた52人、受けなかった25人に分けて比較しています。
                改善  変化なし わずかに悪化 悪化 
 メンテナンスを受けた人 17% 72% 10%  1%
 メンテナンスを受けなかった人  1% 10% 34% 55%
The significance of maintenance care in the treatment of periodontal disease. P. Axelsson and J. Lindhe. J Clin Periodontol 1981:8:281-294. より改変
※ メンテナンスを受けた人は89%が現状を維持でき、メンテナンスを受けないと89%の人が悪化しています。メンテナンスの重要性がわかる論文です。

歯周病治療と定期検査(メンテナンス)を受けないとどれくらい歯を失うか?

 アメリカのBecker兄弟が報告した論文を紹介します。
 @歯周病だが治療なし。A歯周病治療のみ。B歯周病治療とメンテナンス(間隔3〜4ヶ月)。
 それぞれ比較してみます。
  報告結果 喪失歯数 / 5年
 @歯周病だが治療なし
   34人
735本のうち36本が喪失
期間平均3.7年
1.8本
 A歯周病治療のみ
   40人
1066本のうち50本が喪失
期間平均5.3年
1.1本
 B歯周病治療とメンテナンス
   95人
2312本のうち68本が喪失
期間平均6.6年
0.5本
※ 歯周病治療とメンテナンスをきちんと受ければ、喪失する歯を、約1/4にまで減少できるということです。

定期検査(メンテナンス)の間隔は?

 「メンテナンスの間隔は、どれくらいが良いのか?」については様々な報告がされています。アメリカ歯周病学会では、おおよそ3ヶ月とし、大部分の患者において歯肉の健康を維持するのに効果的であることが示されてきています。しかしながら、「個々の患者の歯周病に対する感受性や患者のコンプライアンス(協力度)が異なるために、患者ごとの異なったメンテナンス期間を選択することが必要かもしれない」としています。
 当医院では、ブラッシングが不十分な方や歯周外科を受けた方は1〜4ヶ月に1回、リスクの少ない方は、6ヶ月に1回で行っております。
■ メンテナンスの期間は3ヶ月に1回の理論的背景・治療後の歯周病菌の割合
 スケーリング・ルートプレーニングといった処置をして正常な細菌叢(さいきんそう)になっても、約12週で元の悪い細菌叢に戻ることが示されています。他にも約3ヶ月で元のレベルに戻るとういう報告は多いです。
治療後の歯周病菌の割合
Magnusson I,et al.: Recolonization of a subgingival microbiota following scaling in deep pockets. J Clin Periodontol, 11: 193,1984.

定期検査(メンテナンス)で何を行うか?

1)歯周病(歯槽膿漏)の検査
・歯周ポケットの測定
・出血部位の有無
・歯の動揺度
・レントゲン写真(必要があれば)
・咬み合わせの検査
・歯周病の細菌検査
2)ブラッシングのチェックと指導
 歯周病治療終了直後はしっかりと磨いていても、定期検査に入るとだんだんとおろそかになることが多いです。歯周病が再発させないためには非常に大切なことです。
3)プロフェッショナル・トゥース・クリーニング(PMTC)
 専門家(歯科医、歯科衛生士)が行う歯面清掃のことです。深めの歯周ポケットが残ったりした場合、日常の歯ブラシだけでは汚れ(バイオフィルム)は除去できませんのでプロフェッショナル・トゥース・クリーニング(PMTC)が必要になります。歯石はヤニを取り除き、歯の表面をツルツルに磨いて汚れを付きにくくします。最後にフッ素を塗り、虫歯の予防処置を行います。これはいったん歯周病に罹り、歯根面(根っこの部分)が露出した場合、歯根にはエナメル質という非常に硬い組織がないため、虫歯になりやすいので行う必要があるのです。
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